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風邪ムーヴ

 頭がふわふわしている。
 鼻水が出て止まらないので、しょっちゅう鼻をかまなくてはならない。
 鼻が痛い。
 喉が痛かったのは数日で治った。すばらしきかな白血球。これからも頑張ってくれい。
 熱も咳もない。
 となると、社会人にとっては、これは風邪ではないということになる。
 なんだか不思議な現象だけど、熱があると「休んで休んで」とか言ってもらえる。
 咳があると迷惑そうな顔をされつつも「休みたまえ! 君は風邪だ!」と言ってもらえる。
 つまり社会人にとっては熱と咳だけが風邪の本質で、それ以外は大したことじゃないと捉える風潮がある。
 いや、おいらめっちゃ体だりぃんすけど……と思っていても割と誰も気にしない。
 心配されたいわけではないけれど、なんか面白いなと思う。
 たとえば心の病とかも、結局は同様の扱いを受けるのだろう。
 見えないものを信じるのがいかに難しいかという話かもしれぬ。
 風邪をひいたら顔が紫に変色するとか、もうちょっと風邪側も工夫していただきたいところでもある。

 一ヶ月のまとめや目標を書かなければいかんのだけれども、上記のような状態のために着手が遅れている。
 健康第一とあれほど言ってきたのに体調不良とは情けないことである。
 情けないなりに睡眠時間を増やして、たくさん食べて栄養をつけるように頑張っているが、なかなか治らんのでしょうがない。食べすぎて更に太ってきた気もしているけれどしょうがない。うん、これはしょうがない。
 このままずっと風邪と付き合うつもりで生きていこう。
 どうせなら10年ぐらい風邪をひいていたいものだ。
 それならこの風邪もきっといつか意味ができるであろう。
 一週間程度で倒されてしまうようなやわな病原菌でないことを祈るばかりである。
 敵に塩を送るためにも、完治しそうになった折には寒中水泳、濡れた服で散歩、咳をしている人の近くにあえて寄っていく、手洗いうがいをしない、などの積極的な罹患ムーヴを心がけることとしよう。
 そういうことを考えてみると、意外と「風邪を治さない」のって難しいなとも思ったりする。

 そうそう、僕にとって風邪をひいている時に一番つらいのは「やりたいことができないこと」だ。
 この辺りの感覚は是非、色々な方の意見を聞いてみたいところだけれど、体がダルイとか頭が痛いとか、わりとそういうのってすぐ慣れると思うのだ。
 僕は昔から体が弱く、月に一度くらいは風邪になって寝込んでいたので慣れているのかもしれないけれど、どうせすぐ治るんだから、苦しいってことばかり考えていてもしょうがないと思っている。
 でも吐き気がして好きなゲームができないとか、頭が痛くて読書ができないとか、そういうのって辛い。
 風邪の辛さ、ひいては病気の辛さってそこにあるのかなと思う。
 自由が失われることが一番辛いのかもしれない。
 と思ったりもしている。

 良いことがあり、悪いことがある。
 色々なことが起きる。
 うーん、なんて言えばいいのかまったくわからないけれど、色々なことがあって、色々なものを背負って、すっごい疲れたな! と思っても、やっぱり新しい朝が来たよな~ほらぁ~って、なんかそんなことを思う。
 誰かのことではなくて、僕のことなんだけど。
 というか俺のことなんだけど。
 私のことでもあったけど。
 笑っていられるだけの強さがあったら、最後にそれを持っていられたら、それで良いような気もしている。
 
 完全に風邪ムーヴの我が心です。
 正直言って何を考えているのかよくわからないから、ここはひとつ鼻でもかみまして、哲学の本でも読みますか。

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