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帰って来れる場所

 自分の出来ること。
 あるいは「目標」とは何かについて。
 小説について。



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 8月は小説を30記事書こうと決めていた。
 これは最初から決めていた。
 この目標のポイントは30「記事」だというところ。
 3万字でも30作でもない。
 30記事だった。
 僕はまず、自分の目標をクリアするにはどうすればいいかを考えなければならなかった。

 先月、30記事書くという目標を立てて、15記事くらいしか書けなかった。
 僕はそこで学んだ。
 小説を30記事書くのって簡単そうに見えて結構難しい。
 僕がいつも書くようなダラダラしたペースでは間に合わないと思った。
 だから一記事30分で終わりにしようと考えた。
 これも結果としては別に楽じゃなかった。
 1作30分できれいに小説をまとめられる人がいたら相当な達人だと思う。
 大抵の記事はほとんどオチも山もなく終わっている。
「つまんねえな」と思いながら僕は書き続けた。
 つまんねえなと思いながら書くのもまた辛かった。
 質より量なのだと何度も自分に言い聞かせた。
 とにかく30分で書いているものを無理やり終わらせることにして書いた。
 僕の中の完璧主義的な部分、あるいは面白い作品以外はゴミだという0か100かの思考、そういった悪い思考をある程度はやっつけられたような気はする。(といってこの2つだけしか僕の中に無いわけではない。普通に楽しんでいる部分ももちろんある)
 結局、慣れである。

 今回は連作の体裁をとっている。
 そっちの方がキャラクターを考える時間を省略できるからだ。
 全ては目標クリアの為に考え、実行した。
 確かにキャラクターを考える時間は少なくて済んだが、最初にちゃんとキャラ設定を練っていなかったので、結局その場で考えることになった。その点はかなりポンコツだった。
 でも次はこの失敗を生かして、キャラクターを何体か練ってから書くことになるだろう。
 ほとんど即興みたいな形で書くなら、テンプレ通りのキャラが使いやすいと思う。
 丸美はとても動くキャラだった。
 何故か猫耳が生えていて商売上手で金に汚いというよくわからないキャラだったけど、少なくとも彼女が何を人生の目標にしているのかは書いているうちになんとなく見えてきた。
 金である。
 反対に蜘蛛男や業田は全然ダメだった。なんの面白みもないキャラだ。彼らにはある程度の人格があるけれど、何も動機がなかった。

 月の初めに30作分のテーマを用意した。
 これは、最初にテーマを決めておけば、次に何を書くのかある程度頭の中で予定が立てられて楽だろうという考えがあった。
 これも目標クリアを軸にして考えた。
 最初はそこそこ役に立ったが、適当に考えすぎた為に、自縄自縛状態になることもしばしばあった。
 そこでかなり学んだ。
 物語のエピソードというのは世界観を逸脱するとめちゃくちゃ書きづらくなるということだ。
 この一連の話は「ちょっと変」とか「ちょっと不思議」なとか、そういう雰囲気を持っている。というかそういうのが書きたかった。
 だから、そんな物語に合うテーマを選ばなければならなかったのだ。
 これは凄く為になった。
 テーマや題材を選ぶときには、その物語の世界観や雰囲気を前提することを学んだ。

 文字数が全然足りなかった。
 文字数カウントしてみたら、30作で大体4万字弱程度だった。
 足りないと思う。10万字は書けないといけないなと思う。
 欲を言えば15万字なんだけれど(月15万字は多分、結構普通だ)、今の僕にはめちゃくちゃ厳しい。
 なので次の目標は10万字ということになるかもしれない。
 月10万字書けるにはどうすればいいかを考えていく。
 
 今回のような作風の話(すこし不思議系)は、もう書かないと思う。
 僕はこんな世界観の話が何故か好きで、よく書いていたんだけれど、大抵ものすごくウケが悪い。(たぶん意味不明な上に、ひとりよがりだからだと思う。あと普通に面白くない)
 昔、Kにも散々に言われた経験がある。
 それでも好きなら続ければいいのだけれど、そこまで思い入れがあるわけでもない。
 今月気づいた「読まれること」ということも意識しつつ、書いていこう。

 次は長めの作品を書くつもりなので、もし完成してもブログには載せないかもしれない。
 ブログに載せてしまうと投稿が面倒になる。


 そんな感じで、言い訳と考えた事でござぁした!


 了

 35分(1704字)
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コメント

有言実行するのって覚悟とすごい気力が要ると思うんです。ほんとにお疲れ様でした!
30作品にはざっとですが全て目を通しました。"一方ロシアは鉛筆を使った"を思い出したり、ふとした瞬間に何かの琴線に触れる作品もあったように思います。

4万字ってことは大体80KBぐらいですかね?その時点で私からしたら、どうやったら月にそこまで書けるんですか!?です。笑
伏田さん、フルタイムでお仕事もされてて、夜勤もあるだろうし、運動だってされてるぐらいなのに…
時間配分が上手い人って、テキパキ動ける人だと思うんですよね。個人的には誇って欲しいところだし、尊敬します。

Re: タイトルなし

hanacoさん、こんばんは。

 お疲れ様です! 書き終わってすっきりしました!
読んでいただいて、ありがとうございます! ほんとに、しょうもない作品ばかりで恐縮しております。ほんのちょっとでも面白いと思って頂けたなら、これにまさる喜びはないです。
 ロシアの話、鉛筆とボールペンですね。まるっきりそのまんまでしたねw 言われてから気づきました。無意識パクリ出てしまいました。

 僕はバイト換算ではあまり計算しないので不慣れなのですが、たぶん大体それくらいだと思います。(話が逸れますが、ゲームシナリオを書いてる知人もよく文字数をバイト換算して話すので、シナリオ製作者は全体のボリュームを自然とバイト数で把握するんだなあ、ってなんか納得です)
 hanacoさんも、僕と同じ条件でやろうと思えば普通にできると思います。ぐーニバルの時の速さを僕は覚えておりますよ。

 今月のまとめの記事で書こうと思っていたのですが、今月は一回も走ってないんですよ……! 運動の分の時間を全部書く方に回してしまいました。何かを為そうと思ったら犠牲はつきものなんです……!(言い訳)
 しかし時間配分が上手い人、尊敬します、という言葉はしっかり記憶に収めさせて頂きました。良い言葉を貰うと、元気になります。

コメントありがとうございました!
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