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静かな心を飛びこえる

 今こそ今日こそ雑文を書くときだ、と思った僕は指の動くままにこれを書くことにした。
 その結果、語尾が「ガザ地区」のキャラクターを書きかけて消すことになる。
 つまりは魔女の大鍋。
 人の頭の中は、煮えたぎるカオスで出来ている。

※「続き」を押しますと、エッチな画像が出てきます。苦手な方はご遠慮ください。

 なんだか、そう、シャブを打つように、哀しみに、死の匂いに、愛のなさに……格闘技っていうものが染みわたるように見事に効くのだ。だけどわたしの中に満ちてくる哀しみやらなにやかやも、加速するように比重を増していて、わたしを助けるためには、生きさせるためには、もっと強い刺激が、もっと強い満足がないと癒せなくなってきてしまう。

   ――『赤×ピンク』 桜庭一樹




 名文を見た。
 僕はこの文の「格闘技」に文芸とか執筆を代入するだろう。
 人によっては音楽とか時計集めとか間食とかビーチコーミングとかコテカ製作だったりするだろう。
 なんでもいいのだ。
 人それぞれなのだ。
 人それぞれ、とても大事な生活の一部を入れることが出来るこの文はやはり、人間の普遍的な感情を扱っているという意味で名文なんじゃないかと思ったりするのだ。月が綺麗ですね。

 月が、綺麗ですね。

 最近テンションが低いなと不意に思ってこれを書き始める動機とした。
 テンションが低く見える文章が多くねえですか? と疑ったのをきっかけとした。田吾作。
 たぶん、近頃の俺は僕は私はひどく小真面目であった。少なくともブログの上では、そうではねえだか。田吾作。
 何かが僕を抑えつけていた。可視化されないルサンチマンのようなものが……あるいは日常のペーソス様の心の膜が……それは社会が要請したことなのかもしれない。年齢もある。立場もある。人間関係もある。僕には僕の生活があって、文章もやはり影響を受ける。悲しいことがあれば悲しい文章になる。苛立ちがあればきっと文章は苛立って見える。悟ったら悟って見える。文章は心を映す。はずだ。はずだろうか? 知らんけれど、知らんけれど僕の文章は最近青白かったはずだ。雨の日のあじさいみたいな文章だったはずだ。何かが僕を抑えていた。僕の羽目をハメていた。僕は僕に自縄自縛されていた。それに気がついたら、あとは外すだけだ。スポーン。

 スポーン in ザ brain。

 大人しく大人らしく! と笑いかけてくるもうひとりの社会的フランケンシュタインの僕と、ピーターパンのような半ズボンを履いて羽根のついた帽子を被ったピーターパン風のファーストチルドレンの僕と、ピーターバラカンが僕の中で三つ巴の戦いを繰り広げていて、その中心にあるのはいつだってガラスのアイデンティティーという名の美しい廃墟だ。意味はわからないかも知れないし、僕もよくわからないが、つまり"わたしを助けるためには、生きさせるためには、もっと強い刺激が、もっと強い満足がないと癒せなくなってきてしまう"のだ。
 これはシャブだ。もちろん「シャブ」には、あなたの大切な心の在り方を代入していいのだ。
 コテカ製作とか。

これ


 親切な僕が、コテカがわからない人の為に、参考画像を貼っておきますね。
 コテカって、単純にめっちゃ面白くないですか。
 僕は「本物のふんどし」を一枚持っているんですが、やっぱりふんどしもね、単純に面白いんですよ。そのふんどしいつ締めるのって? い、イマ、イマ……イマデ……イ、イマ……!
 不謹慎とか差別とかそういうの抜きにしてね、文化的背景とかどうでもよくて、面白いもんはやっぱり面白いんですよ。月のようなおつむりが。
 小綺麗ですね。
 脳みそにアイロンをかけたのは誰です。

 ぶっ飛んだ文章もね、強めのシャブなんですが、生きるために必要なときもあるんじゃないでしょうか。ないか。呪縛なんですけどね、ご存知の通り。創作を取り上げると死ぬので。ないか。でも僕には、ある。というだけのね、というだけで単純に、良いと思うんですよ、生きるためにと言えば聞こえが良すぎるかもしれないけれど、人は死ぬので、言い訳も出来ないくらい死ぬので、その時までに楽しいことをしようと思うこと、学ぼうと思うこと、誰かを楽しませようと思うこと、そういうのって間違ってないはずだ……いや感覚がズレていったらそれはそれで迷惑かもしれないから強く言えない。強く言えないけれどこうして書くぶんには別に。羽目を外すことも時には必要で。大事なのは羽目に気づくこと。

 いつの間にかハマってしまう羽目に気がつくこと。

 心のコテカを、外すこと。



 ありがとう、雑文でした。
 
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Comments 4

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hanaco  

はいでぃほー。

エッチな画像…確かに、嘘は言ってないですよね笑

赤×ピンクもお読みになってたんですね。
またどーでもいいですが、鬼塚の元ネタは最後の章の主人公だったりします。
(鬼塚はレズビアンじゃないけど)

ところで伏田さん。「アメコミ映画完全ガイド2018」ってお持ちでないですか?

ではでは、また!

2018/06/28 (Thu) 18:17 | EDIT | REPLY |   
伏田竜一  
Re: タイトルなし

hanacoさん、はいでぃほー。

やっぱり刺激の強い画像なのでね……!
こういうのは注意するに限るなあと思ったんでございます。

桜庭さんの小説を、小さい本から少しずつ、読み進めております。とても面白いです。
まだ最終章を読んでないですが、多分、あのバイクの人ですね? 鬼塚さんもバイクに乗っていましたし。
色々、似ているところを探しながら、読んでみたく思います。hanacoさんはキャラクターの、どの辺りを気に入ったのかなあとか、考えながら。
教えてくれてありがとうございます。どーでもよくないですよ!

なんですかその面白そうな本は!
残念ながら、ぼかぁ持っていないようです。

コメントありがとうございました!

2018/06/29 (Fri) 02:41 | EDIT | REPLY |   
hanaco  
No title

またまたはいでぃほー。

確かに刺激的。ほぼ全裸じゃん!っていうね。笑

あらら、まだお読みでないとこのネタバレになっちゃいましたかね…迂闊でした、ごめんなさい。
でもせっかくなので、その読み方で別の楽しみを見出して貰えたらとても幸いです。どーでもよくないって言ってくれてありがとう!

ああぁ…!よかったぁ!
実は今日、その本をヴィレヴァンで見付けて買ってあるのですよ。デップーのことも書いてあるみたいだったので。
これなんですけど、伏田さんへのお誕生日のプレゼントとして送らせて貰ってもよいでしょうか?

ではでは、よろしくお願いします!

2018/06/29 (Fri) 02:59 | EDIT | REPLY |   
伏田竜一  
Re: No title

 hanacoさん、またまたはいでぃほー。

 あとあれですね、先端恐怖症の人のための注意も必要でしたね。コテカは凄く鋭いので……
もうそれを書いたら何も書けなくなりそうだけれどもw

 裏表紙だったか、たしか「三人の物語」ってどこかに書いてあったと思って、多分14歳の人と、SMの人と、バイクの人だろうなあって予測していたので大丈夫でございます。それに多分、どんでん返しどーんみたいな話しでもなさそうなので、そういうお話しはばんばんネタバレしてしまっていいような気がしております。面白い話はあらすじを分かっていてもやはり面白いので。
 この読み方で、読んでゆきますね。ひとつぶで二度美味しい感じで。
 hanacoさんのことは僕のどうでもよくないことリストの常に上位にありますのでよく覚えておいてください。

 ください。
 これ、書いて頂くと衝撃が強すぎて頭がくらくらしますね。とても嬉しいです。
 hanacoさんはそういう人だと、ぼかぁなんとなく分かっていたんですけれど、それでも二三日くらい寝込んで夢の中から出てこれないみたいな感じです。とても嬉しいです。
 ください。

 コメントありがとうございました!

2018/06/29 (Fri) 04:15 | EDIT | REPLY |   

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